馬産地ニュース

JRA北海道シリーズ函館競馬が開幕

  • 2016年06月22日
  • 武豊騎手は開幕日の18日(土)、新馬戦を含め4勝の固め打ち
    武豊騎手は開幕日の18日(土)、新馬戦を含め4勝の固め打ち
  • 社台コーポレーション白老ファーム生産のソルヴェイグが、重賞2勝目をあげた
    社台コーポレーション白老ファーム生産のソルヴェイグが、重賞2勝目をあげた
  • 旭川出身の丸田騎手は、北海道シリーズの重賞初制覇
    旭川出身の丸田騎手は、北海道シリーズの重賞初制覇
  • 日曜日の新馬戦は、ノーザンファーム生産のモンドキャンノが優勝
    日曜日の新馬戦は、ノーザンファーム生産のモンドキャンノが優勝
  • フリーパスの日となった19日(日)は、1万3,859人のファンが足を運んだ
    フリーパスの日となった19日(日)は、1万3,859人のファンが足を運んだ
  • 2日間共に好天に恵まれ、函館山も姿をのぞかせた
    2日間共に好天に恵まれ、函館山も姿をのぞかせた

 2016年のJRA北海道シリーズが、19日に函館競馬場で開幕。開幕日となった18日、フリーパスの日となった19日を合わせて、1万9,864名が函館競馬場に来場した。

 今年のJRA北海道シリーズのスタートとなる第1レースを勝利で飾ったのは、新ひだか・グランド牧場の生産馬であるハヤブサプリプリ(牝3・藤原辰)。鞍上の武豊騎手は、この日、函館競馬場で最初のメイクデビューを制した、千歳・社台ファームの生産馬であるザベストエバー(牡2・武井)も含めて4勝をあげる活躍をみせた。

 今年のJRA北海道シリーズ最初の重賞競走として行われた、函館スプリントS(G3)が行われた19日は、フリーパスの日となっただけでなく、先着7,000名に函館競馬場のオリジナルバックも配布されたこともあり、開門前からファンの長い列も出来上がっていた。

 そのファンの歓声がレースごとに起こる中、メインレースの函館スプリントS(G3)を制したのは、旭川出身の丸田恭介騎手が騎乗したソルヴェイグ(牝3・鮫島)。生産は白老・社台コーポレーション白老ファームとなっている。

 函館開催は7月24日までの開催。その期間中には正門とスタント2階のフードコートエリアで常設展示されている「函館競馬場開設120周年記念ミニミュージアム」や、連日開催されている「UMAJO SPOT」。また、7月2、3日に行われるジャガーメイルとバランスオブゲームのお披露目といったように、各種のイベントが行われていく。この後の重賞開催日程としては、7月17日に函館記念(G3)が、また開催最終日となる24日には、今年最初のJRA2歳重賞競走となる函館2歳S(G3)が行われる。