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優駿スタリオンステーションにヘニーハウンドがスタッドイン

  • 2016年06月20日
  • 優駿スタリオンステーションに到着したヘニーハウンド
    優駿スタリオンステーションに到着したヘニーハウンド
  • 2011年のファルコンステークス(G3)に優勝
    2011年のファルコンステークス(G3)に優勝
  • ヘニーヒューズの後継種牡馬として期待は大きい
    ヘニーヒューズの後継種牡馬として期待は大きい

   6月17日午後1時30分頃、新冠町朝日にある優駿スタリオンステーションに、ヘニーハウンドがスタッドインした。

   ヘニーハウンドは牡の8歳馬で、父ヘニーヒューズ、母ビューティフルモーメント、母の父クルセイダーソードという血統のアメリカ産馬。優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送る人気種牡馬ヘニーヒューズのファーストクロップになる。

   ヘニーハウンドの競走成績は32戦4勝。2010年11月の2歳新馬戦「メイクデビュー東京」で初陣を飾ると一息入れ、復帰した翌2011年のファルコンステークス(G3)で重賞制覇を遂げた。2014年のオパールステークスでは従来のコースレコードを0秒2更新する1分6秒7の好時計で優勝。2歳から8歳まで現役生活を続け、スプリント戦線で活躍した。

   5月27日付けで競走馬登録を抹消。静養していたノーザンファームしがらきから、激しい雨が降る中、関係者や報道陣が待ち受ける優駿スタリオンステーションに、元気な姿で到着した。2017年から種牡馬として供用される。

   種付料などは未定。事務局の(株)優駿は「ヘニーハウンドはヘニーヒューズの初年度産駒で、最初の重賞勝ち馬になります。ファルコンステークス(G3)を勝っただけでなく、古馬になってから芝の1200mでレコード勝ちしているように、素晴らしい能力を持っていました。初めて実馬を間近で見ましたが、いかにも芝のスピードタイプといった体型をしていますね。父のヘニーヒューズは今年も180頭以上に種付けするほど人気を集めています。後継種牡馬として頑張ってほしいですね」と話していた。