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ノーザンホースパークマラソン2016開催

  • 2016年05月19日
  • 6回目を迎えたノーザンホースパークマラソン
    6回目を迎えたノーザンホースパークマラソン
  • ペアランではウエディングランナーも登場
    ペアランではウエディングランナーも登場
  • 橋本聖子大会会長とゲストランナーの福島和可菜さん
    橋本聖子大会会長とゲストランナーの福島和可菜さん
  • 屋内坂路を先導した2004年の菊花賞馬デルタブルース
    屋内坂路を先導した2004年の菊花賞馬デルタブルース
  • ノーザンファーム空港牧場の屋外調教コースを走るランナー
    ノーザンファーム空港牧場の屋外調教コースを走るランナー

 5月15日、苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークにおいて、ノーザンホースパークマラソン2016が開催された。

 このマラソン大会はノーザンホースパークマラソン実行委員会の主催で、苫小牧市、安平町、苫小牧市体育協会、安平町体育協会、安平町教育委員会が共催、千歳市、千歳市体育協会、報知新聞社、苫小牧商工会議所、苫小牧観光協会、千歳商工会議所、千歳観光連盟、安平町商工会、安平町観光協会、nittan、登別市が後援。ノーザンホースパークや周辺を舞台に2011年から催されており、今年で6回目を迎える。

 通常のマラソン大会とは異なり、ノーザンホースパーク内と周辺コースを走る21.0975kmのハーフマラソン、ノーザンホースパークに隣接するノーザンファーム空港牧場の競走馬用のトレーニング施設などを走る約7kmのトレイルラン、ノーザンホースパーク内2.5kmを2人1組のペアで走るペアラン、ハーフマラソンとトレイルランの合計タイムを競うハーフマラソン&トレイルランの4種目が用意され、マラソン愛好家はもちろん、マラソン初心者や競馬ファン、親子やカップルで参加できることで人気を博している。

 好天に恵まれた今年は約2500人が参加。午前7時の開場と同時に参加者が集まり、スタート前には橋本聖子大会会長とゲストランナーとして参加したタレントの福島和可菜さんによる準備体操で体をほぐした。

 吉田勝己ノーザンホースパーク代表取締役がスターターを務めたペアランでは、場内で結婚式をあげたウエディングランナーも馬に騎乗して登場。大きな拍手で祝福した。

 トレイルランは乗馬姿の吉田代表がスタートを先導。ノーザンファーム空港牧場のコースに入ると、ノーザンホースパークで乗馬生活を送る2004年の菊花賞馬デルタブルースが、900mの屋内坂路コースや1200mの屋外直線坂路コースを誘導した。ハーフマラソンでは馬や牛の放牧地の沿道を駆け抜けた。

 会場では「宝探しゲーム」や「玉入れ競争」、「綱引きゲーム」、「親子障害物競走」、「ポニーショー」などのキッズイベントも開催。ビュッフェコーナーには、日高昆布おにぎりや北海道産牛ヒレ肉のステーキ、北海道旭川ラーメン、スープカレー、ジンギスカンなど、北の味覚が並んだ。

 ほか、騎手やプロ野球選手、サッカー選手のグッズが出品されたチャリティオークションや一口馬主権、ロサンゼルスマラソン招待などが当たる抽選会も行われた。