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胆振軽種馬農業協同組合青年部が通常総会開催

  • 2016年02月05日
  • 胆振軽種馬農業協同組合青年部の定期総会
    胆振軽種馬農業協同組合青年部の定期総会
  • 挨拶する胆振軽種馬農業協同組合青年部の上水厚部長
    挨拶する胆振軽種馬農業協同組合青年部の上水厚部長
  • 来賓として祝辞を述べる胆振軽種馬農業協同組合高橋秀昌代表理事組合長
    来賓として祝辞を述べる胆振軽種馬農業協同組合高橋秀昌代表理事組合長

 2月3日、胆振軽種馬農業協同組合青年部(上水厚部長)は、登別市の登別グランドホテルにおいて、平成28年度通常総会を開催した。

 青年部は胆振軽種馬農業協同組合の組合員やその後継者などで組織。軽種馬生産および育成技術向上のための研究活動を行うとともに、会員相互の親睦と教養を高めることによって、軽種馬生産発展に寄与することを目的としている。27年度は4回に渡るグループ研修の実施、生産育成技術講座の開催、ホッカイドウ競馬応援視察研修、日本軽種馬協会・日本中央競馬会胆振地区生産地懇談会への参加、日本軽種馬青年部連絡協議会の定期総会への出席、牧場巡回研修などの活動を行った。

 会員のほか、来賓として胆振軽種馬農業協同組合の高橋秀昌代表理事組合長、今井勝士参事が出席した総会で、上水厚部長は「本日は来賓の方をはじめ、お忙しい中総会に出席していただき感謝申し上げます。昨年1年の青年部を振り返りますと、ひとつのテーマについて勉強するというグループ研修を実施しました。初めての企画でしたが、レイクヴィラファーム様の協力やJBBAのサポートにより、充実した研修になりました。ほかの牧場のスタッフや講師、アドバイザーの方々と有意義な情報交換を通して、新たな人間関係が構築できたと思っています。本年もグループ研修を継続していきたいと考えています。最後に後継者不足もあり年々部員数が減り、このままでは大きく衰退してしまうのではと危惧しています。新しい血を取り入れて活性化させていきたいと考えてますので、良い人材がいないか気にかけていただければ」とあいさつ。続いて来賓の高橋秀昌代表理事組合長が祝辞を述べた。

 総会では事務局が上程した3議案すべてを満場一致で可決決定。そのほか、事務局からは日本軽種馬青年部連絡協議会の活動の報告があった。