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オーシャンブルーがレックススタッドにスタッドイン

  • 2016年01月12日
  • レックススタッドで種牡馬になったオーシャンブルー
    レックススタッドで種牡馬になったオーシャンブルー
  • 新たな環境にも落ち着いた様子で到着
    新たな環境にも落ち着いた様子で到着
  • ステイゴールドの後継として期待は大きい
    ステイゴールドの後継として期待は大きい

 1月7日午後12時25分頃、新ひだか町静内にあるレックススタッドに、本年から種牡馬生活を送るオーシャンブルー(牡8歳)がスタッドインした。1月6日付で競走馬登録を抹消したオーシャンブルーは、その日のうちに所属した池江泰寿厩舎のある栗東トレーニングセンターから北海道へ移動。馬運車から降りると新たな環境に動じることなくゆっくりとした足取りで用意された馬房へ向かった。

 オーシャンブルーは父ステイゴールド、母プアプー、母の父ダッシングブレードという血統の千歳市にある社台ファーム生産馬。2008年のセレクトセール当歳セッションにおいて2,257.5万円(税込)で取引された市場取引馬となる。

 オーシャンブルーの競走成績は30戦7勝。2011年2月にデビューし3戦目で初勝利。2012年の金鯱賞(G2)をレコードタイムで駆け抜け重賞初勝利を飾った。続く有馬記念(G1)は10番人気ながらゴールドシップの2着に健闘した。2014年には中山金杯(G3)に優勝。オープン入りした2012年11月からは19戦連続で重賞に出走し、古馬重賞戦線を賑わした。

 (株)レックスでは「ステイゴールドの産駒らしく丈夫で長く競走生活を続けて重賞2勝とすばらしい活躍をしてくれました。種牡馬としても健康な産駒を送り出してくれることと思います。オーナー関係者の期待に応えられるようしっかり管理していきます。これからも応援のほど、よろしくお願い申し上げます」と期待を口にしていた。