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チェリークラウンがイーストスタッドに移動

  • 2016年01月12日
  • イーストスタッドで種牡馬生活を送ることになったチェリークラウン
    イーストスタッドで種牡馬生活を送ることになったチェリークラウン
  • 意気揚々と新天地に到着した
    意気揚々と新天地に到着した
  • 急ぎ足で新たに過ごす馬房へ向かった
    急ぎ足で新たに過ごす馬房へ向かった

 12月26日午前9時30分頃、浦河町荻伏の日高スタリオンステーションに繋養されていたチェリークラウン(牡)が、浦河町西幌別にあるイーストスタッドに移動した。

 チェリークラウンは父チーフベアハート、母シュンラン、母の父サンデーサイレンスという12歳の鵡川町・上水牧場生産馬。一族には2015年の皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)の2冠を制しJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたドゥラメンテ、2003年、2004年のエリザベス女王杯(G1)を連覇したアドマイヤグルーヴ、1996年のオークス(G1)、1997年の天皇賞(秋)(G1)などを制したエアグルーヴ、1983年のオークス馬ダイナカール、2002年のマイルチャンピオンシップ(G1)を制したトウカイポイントなどがいる。2005年の北海道セレクションセールにおいて1,470万円(税込)で取引された市場取引馬となる。

 チェリークラウンは3歳から6歳まで、中央と地方で競走生活を送り、成績は37戦4勝。2011年からプライベート種牡馬として日高スタリオンステーションで種牡馬入りした。2014年にデビューした初年度産駒の4歳世代は7頭が出走して6頭が勝利。産駒数は少ないながらも地方ファーストシーズンサイアーは7位にランクインした。2年目産駒は7頭がデビューして4頭が勝利。産駒は地方競馬を中心に活躍中だ。

 イーストスタッドでは「種付頭数は多くないでしょうが、しっかり管理していきます」と話していた。