馬産地ニュース

トビーズコーナーが優駿スタリオンステーションに移動

  • 2016年01月12日
  • 優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送るトビーズコーナー
    優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送るトビーズコーナー
  • 元気良く新天地に到着した
    元気良く新天地に到着した
  • 馬房の扉に付けられた馬名プレート
    馬房の扉に付けられた馬名プレート

 12月25日朝、浦河町の日高スタリオンステーションに繋養されていたトビーズコーナー(牡)が、新冠町の優駿スタリオンステーションに移動した。

 トビーズコーナーは父ベラミーロード、母ブランドンズライド、母の父ミスターフリスキーというアメリカ生まれの栗毛の8歳馬。現役時代は2歳から4歳時にアメリカで競走生活を送り、2011年のウッドメモリアルS(G1)制覇を含め12戦5勝2着1回3着4回の成績を誇る。

 現役引退後の2013年に総額1億8,500万円(1株370万円×50株)のシンジケートが結成されて、日高スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度産駒が本年デビューを迎えるが、日高スタリオンステーションの閉鎖が決まったため、2016年から新天地で種牡馬生活を送ることになった。

 本年の種付料は受胎条件120万円に設定。新入厩馬を迎え入れた(株)優駿では「トビーズコーナーはエンパイアメーカーやタピットといった名馬が歴代優勝馬に名を連ねる、格式高いウッドメモリアルステークスに勝ったG1ホースです。血統的にもノーザンダンサー系、サンデーサイレンス系といった繁殖との配合が可能な次世代を担う種牡馬と思っています。初年度産駒からたくさん活躍馬送りを出して明るい未来が待っていると良いですね」と期待していた。