馬産地ニュース

北海道リラ・コンサドーレがBTCで練習

  • 2015年09月25日
  • 施設の説明を受ける北海道リラ・コンサドーレ一行
    施設の説明を受ける北海道リラ・コンサドーレ一行
  • 1000mウッドチップコースを懸命に走る未来のなでしこジャパン
    1000mウッドチップコースを懸命に走る未来のなでしこジャパン
  • 浦河町出身の宗像訓子監督
    浦河町出身の宗像訓子監督
  • 2000mを走り抜き笑顔で記念撮影
    2000mを走り抜き笑顔で記念撮影

   9月20日、浦河町西舎にある軽種馬育成調教センター調教場において、北海道リラ・コンサドーレ(宗像訓子監督)が練習した。

   北海道リラ・コンサドーレは、今年4月に発足した、北海道フットボールクラブの女子チーム。札幌市を本拠地とし、現在は札幌なでしこリーグに所属している。来季には北海道なでしこリーグに参戦し、次のステップのチャレンジリーグ、5年後にはなでしこリーグ1部昇格を目指している。

   北海道フットボールクラブと馬とのかかわりは深く、今年2月にはノーザンホースパークとクラブパートナーシップを締結し、同パークのHAPPYポニーショーに出演するポニーのチッチがコンサドーレ札幌に加入。昨年、今年とホッカイドウ競馬とコラボレーションし、門別競馬場でコンサドーレ札幌DAYと題したイベントを開催している。

   BTC調教場での練習は、リラ・コンサドーレが宗像監督の出身地である浦河町で初合宿を実施するに伴い実現。BTCにとっては1993年の開場以来、軽種馬以外がトレーニングで使用するのは初めてのこととなった。

   9月19日から浦河優駿ビレッジアエルで合宿に入った選手は20日午後、BTC調教場に到着。施設の説明を受けた後、練習に入った。

   選手たちは最初に屋内直線1000mウッドチップ馬場をランニング。往復2000mを8分から9分で走り抜けた。続いて、休む間もなく、屋内600mトラック砂馬場へ向かい、一人1週600mをリレー形式で全力疾走で駆け抜けた。

   選手たちは「普段の練習では長い距離を走ることがないので疲れました」「ウッドチップは走りにくかったけど、砂の上は気持ちよかったのではだしで走りました」などと笑顔を見せていた。