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JRA函館開催がフィナーレ

  • 2015年07月27日
  • 今年JRA最初の2歳重賞勝ち馬となったブランボヌール
    今年JRA最初の2歳重賞勝ち馬となったブランボヌール
  • 前田オーナー、岩田騎手も喜びの表情をみせた
    前田オーナー、岩田騎手も喜びの表情をみせた
  • 函館開催の思い出を語り合ったジョッキートークショー
    函館開催の思い出を語り合ったジョッキートークショー
  • 馬場開放ではゴール板の前で写真を撮るファンの姿もあった
    馬場開放ではゴール板の前で写真を撮るファンの姿もあった
  • ゲートの周りにも多くのファンが集まった
    ゲートの周りにも多くのファンが集まった

 26日、2015年度のJRA北海道シリーズの函館開催が12日間の開催日程を終了。開催最終日となる26日には函館2歳ステークス(G3)が行われ、6,637人の競馬ファンが詰めかけた。

 レースは単勝1番人気の支持を集めた、新冠町のノースヒルズの生産馬であるブランボヌール(牝2、中竹)が優勝。鞍上の岩田康誠騎手は、函館記念(G3)(ダービーフィズ)に続く2週連続での重賞制覇となっただけでなく、この函館開催では23勝をあげてリーディングジョッキーに輝いた。

 全レース終了後、表彰式に姿を見せた岩田騎手は、「この開催では沢山のいい馬に乗せていただきました。大好きな函館競馬場で最後には函館2歳ステークス(G3)も勝たせていただき、良い終わり方ができました。函館では多くの温かい人々と出会って本当に良い夏を過ごすことができました。来年も参戦できればと思います」と語った後で、週末に函館アリーナでライブを行ったGLAYを引き合いに出しながら、「GLAYに負けないよう、さらに頑張っていきたいです」と話し、表彰式に詰めかけたファンからの笑いを集めていた。その後、岩田騎手は丸田恭介騎手、加藤祥太騎手、田中博康騎手とのトークショーに参加。今開催を振り返るだけでなく、函館のおすすめグルメについても語っていた。

 今年の函館開催は6月21日にグランドオープン以降では最多の入場人員となる1万5,215人を記録。全12日間で7万8,789人の総入場者を記録した。JRA北海道シリーズは8月1日から舞台を札幌競馬場に移し、9月6日まで12日間の開催が行われる。