ノーザンホースパークでハロウィンイベント「ホースパレード」
ハロウィンの季節となり苫小牧市のノーザンホースパークでは10月18日~31日までの期間、「第9回ノーザンホースパークハロウィン」が行われた。
同園秋の恒例企画で、期間中はプレゼントが当たるスタンプラリーや、10月25日・26日の土日は仮装すると入園無料となり、様々なイベントが組まれた。
25日は昼に「トリックオアトリート」、「枯れ葉宝探しゲーム」といった子供を対象としたゲームや盲導犬に関するイベントがあり、夜はバックヤードグリルで「チャリティ仮装ナイトパーティ」が開かれ、ハロウィンにちなんだ仮装をした参加者が会場を埋め尽くした。パーティでは食事のほかに「かぼちゃ重さ当てクイズ」や「キッズわくわくナイトツアー」があり、お笑い芸人・髭男爵をサプライズゲストに迎えて「仮装大賞」を実施。馬に扮した仮装やきゃりーぱみゅぱみゅ、アナと雪の女王、レディーガガ、マリオブラザーズ、スパイダーマン、日本エレキテル連合などをテーマとした様々な格好の参加者が賞を競い合った。
暖かな日差しに恵まれた26日は午前中から続々と来場者があり、昼過ぎには2つの駐車場が満車状態となった。午後2時30分からの「ホースパレード」では馬たちと一緒にデビルや魔女の格好をしたスタッフが園内を歩き、王子製紙吹奏楽部の皆さんがハロウィンや行進に合った曲を生演奏した。紅葉をバックに仮装した馬たちの行進は見ごたえがあり、周りを大勢の観客が取り囲んだ。恵庭市から家族で来場した40代女性は、「ホースパレードは初めて見ましたが、一緒にパレードの流れに乗って歩くこともでき、楽しかったです。仮装した馬たちは尻尾もきれいに編み込みがあって、とても可愛かったです。また子供と一緒に来たいと思います。」と、感想を話していた。ホースパレード後半には記念写真の場が設けられ、来場者はお目当ての馬とハロウィンらしい一枚を撮っていた。
また、両日とも昼に複数回組まれた「HAPPY ポニーショー」では、ハロウィンバージョンのプログラムが加わり、土曜日はポニーのトラちゃん、すーちゃん、キンちゃんが、日曜日はチョコくん、ヤマちゃん&サミーくん、メメちゃんが登場し、パラッツォ・ベガ・ポニー館は子供や観光客、カップルでにぎわった。仮装の可愛らしさだけでなく、ポニートレーナーの指示通りに動くポニーたちの迫力あるジャンプ、繊細でコミカルな演技に館内から歓声が上がっていた。