馬産地ニュース

函館開催フィナーレ

  • 2014年07月22日
  • 函館親子記念は白熱のレースとなった
    函館親子記念は白熱のレースとなった
  • 1階エントランスホールでは、エリモハリアーの優勝レイが展示
    1階エントランスホールでは、エリモハリアーの優勝レイが展示
  • 騎手トークショーも盛り上がりを見せる
    騎手トークショーも盛り上がりを見せる
  • 口取り式で笑顔を見せる関係者
    口取り式で笑顔を見せる関係者
  • 思い思いに馬場開放を楽しむ
    思い思いに馬場開放を楽しむ

   JRA北海道シリーズの函館開催が、7月20日にフィナーレを迎えた。

   昨年は札幌競馬場のスタンド改修工事があり、代替開催も含める形で24日間に渡って行われたが、今年は一昨年と同じ6週間、12日間の開催となった。最終日は3連休の中日となったことで、朝早くから多くの競馬ファンが競馬場に足を運び、レースだけでなく馬場開放といった様々なイベントも楽しんでいた。

   開催最終日に欠かせないイベントとなった馬場開放の前には親子がバトンを繋ぐ「函館親子記念」が行われ、仮装をしたJRAの騎手と共に、芝コースを駆け抜けていた。

   最終日のメインレースに行われたのは、今年で50回目を迎える伝統の重賞競走函館記念(G3)。ハンデ戦ということもあるのか、混戦となったゴール前からラブイズブーシェ(牡5、父マンハッタンカフェ、浦河町・小池博幸氏生産)がいち早く抜けだし、重賞初制覇を果たした。

   また、前日となる19日には今年最初のJRA2歳重賞となる函館2歳ステークス(G3)が行われ、4番人気のアクティブミノル(牡2、父スタチューオブリバティ、新ひだか町・フジワラファーム生産)が、連闘を問題とすることなく優勝。父スタチューオブリバティはこれが中央重賞初制覇となった。

   12日間の開催における入場者数は7万8,813人となり、昨年より2.2%の増。総発売額は15億4,300万円で、こちらは7.2%の減となった。JRA北海道シリーズは26日から札幌競馬場へと移り、7週間、全14日間に渡って開催されていく。