馬産地ニュース

ビッグレッドファーム種牡馬展示会が開催

  • 2014年02月10日
  • 多くの来場者で賑わう展示会場
    多くの来場者で賑わう展示会場
  • 次々現れる種牡馬たちの競演に目を奪われていた
    次々現れる種牡馬たちの競演に目を奪われていた
  • 新入厩のスウィフトカレント
    新入厩のスウィフトカレント
  • 貫禄を増したロージズインメイ
    貫禄を増したロージズインメイ
  • トリを務めたアイルハヴアナザー
    トリを務めたアイルハヴアナザー
  • 期待の種牡馬を前に熱弁をふるう岡田繁幸氏
    期待の種牡馬を前に熱弁をふるう岡田繁幸氏

 種付けシーズン幕開けを告げる種牡馬展示会。今年も各スタリオンで順次開催されるが、2月10日、新冠町のビッグレッドファームからスタートを切った。

 好天の中行われた展示会は、同スタリオンが擁する9頭の種牡馬が紹介され、集まった来場者から熱い視線が注がれた。

 牝馬重賞路線で活躍しているクラウンロゼを送り出したロサードがトップバッターを務め、今年初年度産駒が3歳のクラシックシーズンを迎えるハイアーゲーム、新入厩のスウィフトカレントが黒光りする雄大な馬格を披露した。

 続いてはすでに実績ある種牡馬たちが登場。2013年の根岸S(G3)勝ち馬メイショウマシュウなどを輩出したアドマイヤマックス、昨年のNAR3歳最優秀牡馬、インサイドパークなど自身同様ダートで圧倒的な強さを見せる産駒を送り出しているタイムパラドックス、コンデュイット、アグネスデジタル、重賞勝ち馬を次々誕生させているロージズインメイが赤と緑の“マイネル”カラーに彩られたパレードリンクを周回した。

 トリを飾ったのは、今年初年度産駒が誕生しているアイルハヴアナザー。やはり注目度はNo.1で、登場と同時にあちこちからシャッター音が鳴り響いた。時折首を振りながら種馬としての威厳を示した後はポーズを取り、カメラを向けている人々の期待に応える姿も見られた。

 アイルハヴアナザーについては同牧場グループを率いる岡田繁幸氏がマイクをとり「筋肉が柔らかく、収縮力が素晴らしい。成功種牡馬になれる要素がたくさんあり、かなり期待しています。ぜひ配合相手に選んでいただければ」とアピールした。