ルーラーシップの初仔が誕生
1月3日、白老町の社台コーポレーション白老ファームにおいて、ルーラーシップ(牡7歳)の初仔が誕生した。
その当歳は、現役時代に2007年のエリカ賞など3戦2勝の成績を残したアルスノヴァ(牝9歳)から生まれた鹿毛の牝馬。祖母はオリエンタルアートで、2011年度JRA賞年度代表馬、最優秀3歳牡馬、2012年度、2013年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬のオルフェーヴル、2006年度JRA賞最優秀2歳牡馬、2009年度JRA賞最優秀4歳以上牡馬のドリームジャーニーといったチャンピオンホースの姪に当たる。
石垣節雄繁殖主任は「ルーラーシップは最初から種牡馬になるべき馬というイメージがありました。父に似ているかどうかはわかりませんが、生まれたときから大きくとても柔らかい馬ですね」と評価している。
ルーラーシップは父キングカメハメハ、母エアグルーヴ、母の父トニービンという血統で、安平町早来のノーザンファーム生産馬。現役時代は角居勝彦厩舎に所属し、2012年のQエリザベス二世C(G1)、アメリカJCC(G2)、2011年の金鯱賞(G2)、日経新春杯(G2)、2010年の鳴尾記念(G3)といった重賞を含め通算20戦8勝、総獲得賞金6億3745万5300円という成績を収めた。
昨年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬生活を開始。名種牡馬キングカメハメハが送る初の後継として人気を集め、昨年は208頭に配合した。今年の種付料は昨年と同じ250万円(受胎確認後9月15日迄支払、フリーリターン特約対象馬)に設定されている。