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シルポートがレックススタッドに到着

  • 2013年11月22日
  • レックススタッドに到着したシルポート
    レックススタッドに到着したシルポート
  • 名種牡馬ホワイトマズルの後継として期待は大きい
    名種牡馬ホワイトマズルの後継として期待は大きい
  • 来季から始まる種牡馬生活に目を輝かせた
    来季から始まる種牡馬生活に目を輝かせた
  • 韋駄天息子のスタッドインを喜ぶホワイトマズル
    韋駄天息子のスタッドインを喜ぶホワイトマズル

 11月22日午後、新ひだか町静内のレックススタッドに重賞3勝を挙げたシルポート(牡8歳)が到着し、来季から始まる種牡馬生活に向け新たな一歩を踏み出した。

 シルポートは父ホワイトマズル、母スペランツァ、母の父サンデーサイレンスという血統。いとこには今年の阪神牝馬S(G2)を制覇したのサウンドオブハートがいる。

 競走成績は54戦10勝。ケレン味のない大逃げでファンを沸かせ、2011年、2012年のマイラーズC(G2)、2011年の京都金杯(G3)などを制覇した。

 放牧先だった浦河町の育成牧場から移動してきたシルポートは、新たな環境にも動じることなくはつらつとした表情でスタッドイン。父ホワイトマズルが種牡馬生活を送る二つ隣の馬房に入ると、フカフカに敷き詰められた寝藁の上にゴロンと横になり、さっそくリラックスした。

 新種牡馬の到着にレックススタッドでは「とても利口な馬と聞いております。スピード豊かな個性的な逃げで、長きに渡り重賞戦線を賑わせてくれたファンの多い馬です。父のホワイトマズルは来年で24歳になりますが、まだまだ元気ですので、父仔二代で頑張ってほしいと思います。」と大きな期待を寄せていた。