11月4日、宮崎県東諸県郡綾町の綾馬事公苑で「第32回綾競馬」開催されました。

　綾町は昔から馬の産地であり、草競馬は、穀物収穫後の楽しみとして開催されてきました。一時中断していましたが、昭和57年に町政施行50周年を記念し、地域おこしイベントとして綾競馬を復活、毎年多くの見物客で賑わいます。

　レースはサラブレットが9レース、ポニーが3レースの計12レースが行われ、サラブレッドのレースでは午前の予選レースから駒を進めた優駿たちが覇権を目指して、午後に行われるメインレースの第11R「菊花賞（1600m）」、第12R「綾ダービー（1600m）」に挑みました。

　普段、競馬を目にしない見物客からは目の前を疾走する競走馬の迫力に大興奮、馬券のかわりに印刷された馬が入線すると特産品や日用品がもらえるお楽しみ券を片手に、大歓声が上がりました。

　お昼休みにはJRA宮崎育成牧場のポニー　プリンちゃんの障害飛越演技やちびっことのかけっこ、お楽しみ抽選会など楽しいアトラクションが盛りだくさん。

　秋空の中開催された一大イベント「第32回綾競馬」は、大盛況のうちに幕を閉じました。