馬産地ニュース

社台SS隣接「GREEN TERRACE」にトウカイテイオーの献花台設置

  • 2013年09月12日
  • トウカイテイオーの献花台
    トウカイテイオーの献花台
  • 連日、大勢のファンが足を運んでいる
    連日、大勢のファンが足を運んでいる
  • 「SHOP ON THE GREEN」内のトウカイテイオー・グッズコーナー
    「SHOP ON THE GREEN」内のトウカイテイオー・グッズコーナー
  • 生前、トウカイテイオーが過ごしていた社台SS放牧地エリア
    生前、トウカイテイオーが過ごしていた社台SS放牧地エリア
  • 社台SS一般見学エリア付近にある「GREEN TERRACE」
    社台SS一般見学エリア付近にある「GREEN TERRACE」

   8月30日に亡くなったトウカイテイオーを追悼し、繋養先であった安平町の社台スタリオンステーション隣接のカフェ「GREEN TERRACE」に献花台が設置された。

   献花台は9月2日に設置され、早々にファンからの花が並べられた。場所となっている「GREEN TERRACE」(営業時間午前10時~午後2時)は同馬が過ごしていた放牧地から近く、献花台には当時の写真が掲示された。同施設スタッフによると、現役時代からのファンと思しき40代、50代の方が連日訪れており、特に、女性の姿が目立っているという。また、8月30日以降、同施設の来場者ノートには同馬の死を惜しむ内容が綴られており、「ずっとずっと忘れません」、「噂に違わぬ美しい馬でした」、「安らかにお眠りください」といった言葉がページを埋め尽くしていた。献花台と同じ建物内で営業をしているグッズ店「SHOP ON THE GREEN」では、同馬のグッズを集めたコーナーを設け、ぬいぐるみ(レギュラーサイズ)や頭絡・木製キーホルダー、マウスパッド、クリアファイル、種牡馬時代のカタログ等が陳列され、こちらにも多くの来場者が足を運んでいた。

   父トウカイテイオーのプロフィールでデビューした産駒はこれまで700頭以上を数え、トウカイポイント、ヤマニンシュクル、ストロングブラッドといったG1馬を送り出した。近年ではBMSとして孫世代も数を増し、今年デビューの世代からはアローズグリーム(牡2歳、父ブラックタイド)、ポーラメソッド(牡2歳、父チチカステナンゴ)がさっそくJRAで勝利を挙げている。また、トウカイテイオーの甥にあたるトウカイバイタル(牡3歳、父キングカメハメハ)は今夏の3歳未勝利戦を圧勝し、トウカイ一族の血を継承する新星として、更なる活躍が期待されている。