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JRA北海道シリーズ、函館競馬がフィナーレ

  • 2013年09月02日
  • 笑顔の絶えなかったトークショー
    笑顔の絶えなかったトークショー
  • 函館開催騎手リーディングの岩田騎手
    函館開催騎手リーディングの岩田騎手
  • 柵沿いに行列もできた馬場開放
    柵沿いに行列もできた馬場開放
  • 多くのファンが楽しんだ
    多くのファンが楽しんだ

 6月15日に開幕したJRA北海道シリーズが、9月1日、計24日間の開催にフィナーレを迎えた。

 今年は札幌競馬場のスタンド改装工事が行われたこともあって、函館競馬場では初めてのロングラン開催となった。8月に入ってからは週末ごとに雨にたたられるなど、あいにくの天気も続いた中、24日間での来場入場者数は14万1501人を数え、小雨が降りしきる中で行われた開催最終日も7215人のファンが競馬場に足を運んでいた。

 最終日は恒例となっている馬場開放も行われた。先程までレースが行われていた場所に足を踏み入れたファンは、ゴール板めがけてコースを駆け抜けたり、コース内に移動してきたゲートの前で写真を撮るなど、貴重な時間を思い思いに楽しんでいた。

 またコース内ではジョッキートークショーも行われ、荻野琢真騎手、丸田恭介騎手、菱田裕二騎手が登場。司会の鈴木淑子さんが話を進めていく中、今年の函館開催について思い出を語り合った3人は、ファンからの質問に答える形で函館のお勧めの飲食店も披露。トークショーの最後には、来年に向けての抱負と、そして函館開催での活躍も誓っていた。

 今年の開催で騎手リーディングとなったのは、札幌2歳S(G3)をレッドリヴェールで制するなど22勝を上げた岩田康成騎手。調教師リーディングはそのレットリヴェールを含め8勝をあげた須貝尚介調教師が輝いた。