苫小牧市の観光施設ノーザンホースパークでは6月より、「吉田勝己Presents NHP48総選挙」と題し、同施設に所属する馬32頭、ポニー12頭、猫4匹の計48頭(匹)による人気投票を行う。

　このイベントは初の取り組みで、引退した競走馬、乗用馬、同施設内で暮らす動物をもっと知ってもらいたいという願いを込めて企画された。近年利用者が増えているソーシャル・ネットワーキング・サービスと連動し、立候補馬・猫はFacebook、youtube上の動画で紹介されている。投票はその動画を参考に、Facebook上で投票したい馬・猫に「いいね!」を押すか、同施設内6か所にある投票箱に票を入れることで可能。投票期間は6月1日～7月15日で、最終結果は7月31日にインターネットや同施設内で発表される。表彰式は8月3日に予定しており、優勝した馬には北海道産の人参1年分、猫には煮干し1年分が贈呈される。発案した同施設の吉田勝己社長自ら、賞品を渡す予定となっている。

　今回、立候補している元競走馬は、G1馬アドマイヤジュピタ、アロンダイト、デルタブルース、トウカイポイント、日本ダービー(G1)2着のインティライミ、逃げ脚でターフを沸かせたゴーステディといった面々。元競走馬以外では、普段馬車を引くクライスディール種の馬や、引き馬を務めている温厚な乗用馬が名乗りを挙げている。

　同施設の人気ショー「HAPPYポニーショー」で脚光を浴びているポニーたちからは、可愛らしい12頭が好物の人参を狙う。中でも、ショーで華麗なジャンプやシュートを決めている「すーちゃん」、「チッチ」は総選挙でブレイクしそうな存在。名だたるサラブレッドを相手に、上位に入る可能性も高いと目されている。

　同施設では投票期間中、スタッフが総選挙特製バッジを付け、投票対象になる馬への質問や、投票方法についての説明に応じている。同施設スタッフは、「総選挙イベントをキッカケに、引退馬やポニーを身近に感じていただけたら嬉しいです。ノーザンホースパークの公式ホームページ、Facebookに詳細を掲載しておりますので、是非アクセスして欲しいです。お気に入りの一頭を見つけて、奮ってご参加ください。」と、投票を呼びかけている。

　イベントの詳細につきましてはノーザンホースパークホームページをご覧ください。
　◆ノーザンホースパークホームページ