馬産地ニュース

レックススタッド種牡馬展示会が行われる

  • 2013年02月18日
  • トップバッターを務めたスクリーンヒーロー
    トップバッターを務めたスクリーンヒーロー
  • 昨年は122頭の花嫁を集めたマツリダゴッホ
    昨年は122頭の花嫁を集めたマツリダゴッホ
  • 新種牡馬エイシンアポロン
    新種牡馬エイシンアポロン
  • 新入厩馬スペシャルウィーク
    新入厩馬スペシャルウィーク
  • ロゴタイプを輩出したローエングリン
    ロゴタイプを輩出したローエングリン
  • 多数の活躍馬を送るホワイトマズル
    多数の活躍馬を送るホワイトマズル

 2月15日に行われた新ひだか町静内地区種牡馬展示会の最後は、昨年2頭のG1馬を送り出したレックススタッド。未入厩のコパノフウジン、新入厩のキモンノカシワを除く22頭が展示された。

 好天の中午前11時30分にスタートした展示会は約400人の競馬関係者が来場。次々と紹介される豊富なラインナップに熱視線を送った。

 まずは今年産駒がデビューするG・Jpn1種牡馬4頭が登場。その中でもトップバッターを務めたのは、2008年のジャパンC(G1)優勝馬、スクリーンヒーロー。産駒の評判は上々で、市場では29頭中19頭が売却されるなど高い評価を得ている。続いて2009年の菊花賞(Jpn1)を制したスリーロールスが種馬らしく立派になった馬体を披露。そして2007年の有馬記念(G1)勝ち馬で、種牡馬入り以来3年連続120頭を超える種付け頭数を誇るマツリダゴッホ、2008年の宝塚記念(G1)勝ち馬エイシンデピュティとつづいた。

 そして新種牡馬エイシンアポロンが登場。父ジャイアンツコーズウェイ譲りの筋骨隆々な馬体を見せつけるかのように、堂々と周回した。もう1頭の新入厩馬は、社台スタリオンステーションから移動したスペシャルウィーク。誰もが知っている実績馬が新たなラインナップに加わった。

 供用2年目になるサンライズバッカス、エーシンフォワード、サクラメガワンダーのあとは、朝日杯フューチュリティS(G1)を制し、2012年JRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたロゴタイプの父、ローエングリン、ジャパンCダート(G1)勝ち馬ニホンピロアワーズを送り出したホワイトマズルがパレードリンクに姿を現すと、カメラのシャッターを切る音がより一層大きくなった。

 展示はサクラオリオン、ロッコウオロシ、サクラゼウス、ヤマニンセラフィム、アドマイヤコジーン、サクラプレジデント、ショウナンカンプ、アポロキングダム、エイシンサンディ、モルフェデスペクタと進み、今年21歳になった重鎮、ティンバーカントリーがトリを飾り、ボリューム満点の展示会が終了した。