レックススタッド種牡馬展示会が行われる
2月15日に行われた新ひだか町静内地区種牡馬展示会の最後は、昨年2頭のG1馬を送り出したレックススタッド。未入厩のコパノフウジン、新入厩のキモンノカシワを除く22頭が展示された。
好天の中午前11時30分にスタートした展示会は約400人の競馬関係者が来場。次々と紹介される豊富なラインナップに熱視線を送った。
まずは今年産駒がデビューするG・Jpn1種牡馬4頭が登場。その中でもトップバッターを務めたのは、2008年のジャパンC(G1)優勝馬、スクリーンヒーロー。産駒の評判は上々で、市場では29頭中19頭が売却されるなど高い評価を得ている。続いて2009年の菊花賞(Jpn1)を制したスリーロールスが種馬らしく立派になった馬体を披露。そして2007年の有馬記念(G1)勝ち馬で、種牡馬入り以来3年連続120頭を超える種付け頭数を誇るマツリダゴッホ、2008年の宝塚記念(G1)勝ち馬エイシンデピュティとつづいた。
そして新種牡馬エイシンアポロンが登場。父ジャイアンツコーズウェイ譲りの筋骨隆々な馬体を見せつけるかのように、堂々と周回した。もう1頭の新入厩馬は、社台スタリオンステーションから移動したスペシャルウィーク。誰もが知っている実績馬が新たなラインナップに加わった。
供用2年目になるサンライズバッカス、エーシンフォワード、サクラメガワンダーのあとは、朝日杯フューチュリティS(G1)を制し、2012年JRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたロゴタイプの父、ローエングリン、ジャパンCダート(G1)勝ち馬ニホンピロアワーズを送り出したホワイトマズルがパレードリンクに姿を現すと、カメラのシャッターを切る音がより一層大きくなった。
展示はサクラオリオン、ロッコウオロシ、サクラゼウス、ヤマニンセラフィム、アドマイヤコジーン、サクラプレジデント、ショウナンカンプ、アポロキングダム、エイシンサンディ、モルフェデスペクタと進み、今年21歳になった重鎮、ティンバーカントリーがトリを飾り、ボリューム満点の展示会が終了した。