馬産地ニュース

ジャングルポケットがブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動

  • 2012年12月13日
  • ジャングルポケットの到着を見守るスタリオンスタッフたち
    ジャングルポケットの到着を見守るスタリオンスタッフたち
  • 新たな環境でのチャレンジに目を輝かせた
    新たな環境でのチャレンジに目を輝かせた
  • 愛馬を激励する社台スタリオンステーションのスタッフ
    愛馬を激励する社台スタリオンステーションのスタッフ
  • 馬房でリラックスする2001年JRA年度代表馬
    馬房でリラックスする2001年JRA年度代表馬

 12月13日、安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたジャングルポケット(牡14歳)が、日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに移動した。

 ジャングルポケットは父トニービン、母ダンスチャーマー、母の父ヌレイエフという血統。同期にはアグネスタキオン、クロフネ、マンハッタンカフェなどがいる。

 競走成績は13戦5勝。2000年9月にデビュー2連勝で札幌3歳S(G3)を制して重賞初制覇。2001年には史上初めて日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)の同一年制覇を成し遂げ、JRA年度代表馬とJRA最優秀3歳牡馬のダブルタイトルを獲得した。

 現役引退後の2003年に社台スタリオンステーションで種牡馬入り。2003年から2006年はニュージーランドへ、2007年はオーストラリアへシャトルされた。

 種牡馬としては初産駒がデビューした2006年から今年まで7年連続JRA重賞勝ち馬を輩出。その中で2007年はトールポピーで阪神ジュベナイルフィリーズ(Jpn1)を、2008年はトールポピーでオークス(Jpn1)、オウケンブルースリで菊花賞(Jpn1)を、2009年はクィーンスプマンテでエリザベス女王杯(G1)を、2010年はジャガーメイルで天皇賞(春)(G1)を、2011年はアヴェンチュラで秋華賞(G1)、トーセンジョーダンで天皇賞(秋)(G1)をと2007年から2011年まで、内国産種牡馬では新記録となる5年連続でのG1/Jpn1勝ち馬を送り出している。

 ブリーダーズ・スタリオン・ステーションにとってはシリウスシンボリ、タヤスツヨシ、フサイチコンコルド、スペシャルウィークに続くダービー馬、タップダンスシチー、スペシャルウィークに続くジャパンC(G1)勝ち馬の繋養となるだけに、ジャングルポケットの到着にはスタリオン関係者が総出で歓迎。馬運車から降ろすとゆっくりと新たな環境になじませて用意した馬房へ導いた。

 社台スタリオンステーションのスタッフからバトンを受け継いだ坂本教文主任は「こちらに着いてからも落ち着いていて安心しました。このような実績のある種牡馬が繋養できるとは思ってなかったので身が引き締まる思いです。関係者の皆様の期待に応えられるよう、しっかり管理して来シーズンに備えていきます」と決意を新たにしていた。

 来春の種付料は受胎条件150万円。すでに事務局の(株)サラブレッドブリーダーズクラブには多くの問い合わせが寄せられているという。