馬産地ニュース

浦河町でホッカイドウ競馬応援ビヤパーティー

  • 2012年07月31日
  • 会場となった浦河ウエリントンホテル
    会場となった浦河ウエリントンホテル
  • レース分析をする古谷剛彦さん
    レース分析をする古谷剛彦さん
  • イベント初登場の浦河産イチゴのスイーツ
    イベント初登場の浦河産イチゴのスイーツ
  • 「ホクトくん」はパーティーのレギュラー的存在
    「ホクトくん」はパーティーのレギュラー的存在
  • 抽選会の様子
    抽選会の様子

 7月25日、浦河町の浦河ウエリントンホテルでは「2012ホッカイドウ競馬応援ビヤパーティー」が行われた。

 このビヤパーティーは今年3回目の開催で、午後5時30分の開場から続々と会場に参加者が押し寄せ、約300人が席を埋め尽くした。

 会場では400円の生ビールをはじめ、地場産つぶを使用した北海焼き、お好み焼き、天ぷらそば、巻き寿司等が並び、新作メニューとして「浦河産アイコとグリーンアスパラのムース」と「浦河産イチゴのスイーツ」が数量限定で用意された。特に、スイーツは馬のデザインをした逸品で、女性を中心に人気を集めていた。

 今回は門別競馬場でパドック解説・レース回顧を担当している楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦さんがステージに立ち、ホワイトボードに推奨馬の馬番を掲示して馬券検討のアドバイスをした。各テーブルには「ひだか応援隊」のレース予想付き出走表が用意され、広い会場ホール内の壁2面を使って、ホッカイドウ競馬中継が映し出された。会場から徒歩2分ほどの場所にAiba浦河があり、今回も参加者は馬券売り場と会場を行ったり来たりし、そのアクティブな動線では「当たっているかい?」、「早く行かないと間に合わないぞ」といった声が飛び交っていた。

 ビヤパーティーの前半にはホッカイドウ競馬のマスコット・ホクトくんによる写真撮影会があり、最終レース終了後にはハイビジョン液晶テレビ、マウンテンバイク、シンザン号のクオカード等が当たるプレゼント抽選会と、会場はレース以外の場面でも大いに盛り上がりを見せた。参加した地元牧場関係者は、「毎回参加していますが、回を重ねるごとにホッカイドウ競馬応援イベントとして浸透し、地域全体に定着してきていると感じます。牧場関係者以外の方も大勢参加しているので、いろいろな職業の人たちと交流できる場として、刺激にもなりますね。」と語り、今後のイベント開催数増加を期待していた。会場には仕事帰りのサラリーマンやOLが多く、競馬初心者と思しき参加者も多い。競馬場とは違って、馬の息遣いや足音といったライブ感こそ味わえないが、充実した食事の数々、普段はウェディング会場としている会場らしい清潔感・上品さが、ここでの参加者を惹きつける魅力となっているのかもしれない。

 ホッカイドウ競馬応援ビヤパーティーは次回、9月26日を予定している。