馬産地ニュース

函館開催フィナーレ

  • 2012年07月17日
  • 馬場開放を楽しむファン
    馬場開放を楽しむファン
  • ゲートの近くには多くのファンが
    ゲートの近くには多くのファンが
  • 笑顔が絶えなかったジョッキートーク
    笑顔が絶えなかったジョッキートーク
  • 盛り上がりを見せたジョッキートーク
    盛り上がりを見せたジョッキートーク

  6月9日に開幕したJRA北海道シリーズの函館開催が15日に終了を迎えた。

  最終日はフリーパスの日ということで入場料が無料となり、また、3連休の中日ということもあってか、朝早くから多くのファンが会場に詰めかけた。最終的な入場人員は1万4600人を数え、これは函館競馬場が2010年にリニューアルしてからは最多の入場人員となった。

  最終日には毎年恒例となった馬場開放が行われた。最終レース終了後から牧柵沿いに長い列を作ったファンは、ゴール地点の入り口からゲートが設置された残り1ハロン付近までを走ってみたり、またゲートやゴール板を背景に記念撮影をしてみたりと、思い思いに芝コースの感触を確かめていた。

  また、共にダービーを制した四位洋文騎手と池添謙一騎手を招いたジョッキートークショーも開催。この日の昼休みに行われたトークショーの司会を務めた鈴木淑子さん、ゲストの安田美沙子さんも加わって、今年の函館開催を振り返った。また、函館開催に頻繁に訪れている2人は、安田さんからの質問に答える形で函館の思い出や食べ物の話についても語り、鈴木さんや安田さんだけでなく、幾重にも人垣を作っていたファンから笑いや歓声が起こっていた。

  最後に挨拶を求められた四位騎手は、「今年の開催は短かったので、まだ競馬をやって欲しいという気持ちもあります。来年もこの場所で皆様にお会いできるのを楽しみにしています」と話すと、ファンからは大きな拍手が起こっていた。