オグリキャップの三回忌法要が執り行われる
7月3日、新冠町の優駿メモリアルパークにおいて、オグリキャップの三回忌法要が執り行われた。
三回忌法要にはオグリキャップが種牡馬生活を送った優駿スタリオンステーションの橋本正光代表やスタリオンスタッフ、事務局を務めた(株)優駿の須崎孝治代表や役職員、オグリキャップの馬像を手掛けた彫刻家の後藤信夫氏、ファン、関係者を含め約50名が参列。墓前の献花台にはファンからの供花があふれ、いまもなおファンに愛される存在だと印象付けた。
午前11時から行われた法要では新冠町・馬頭観音寺の山口順昭住職が読経を唱え供養。参列者は祭壇で焼香し冥福を祈った。
山口住職は「このような盛大な供養ができる馬はハイセイコー以来のこと。今後もオグリキャップのような偉大な馬が出現することを願っています」と挨拶した。
1980年代後半から90年代前半にかけて競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップは2010年7月3日に右後肢を骨折したため25歳で死亡。その功績を讃えるブロンズ像を作製し、昨年7月3日の一周忌にお披露目した。
隣接する優駿記念館ではオグリキャップの所縁の品やファンからのメッセージなどを展示。オグリキャップに関するグッズなども販売し、オグリキャップや競馬ファンが集う憩いの場として観光名所となっている。