産地馬体検査第1回北海道地区3日目が行われる~安平
4月12日、第1回北海道地区の平成24年度産地馬体検査第3日目が、安平町早来の北海道ホルスタイン協会家畜市場で行われた。
この日は社台ファーム、ノーザンファーム、追分ファームリリーバレーから牡馬を中心に200頭弱が受検。昨年のこの検査では今年の皐月賞(G1)に出走するアダムスピーク、アーデント、シルバーウエイブ、ゼロス、ディープブリランテ、ベールドインパクト、ワールドエースらが受検したこともあって、今回も来年のクラシックを賑わす有力馬を探そうと、POG関連報道陣の取材にもいっそう熱が入った。
2歳新種牡馬のチチカステナンゴ産駒では、2006年の桜花賞馬キストゥヘヴンの初仔(牡)、今年の皐月賞(G1)出走トリップの半弟が登場。メイショウサムソン、アルデバラン、サイレントディールのファーストクロップも将来性を感じさせる馬体を披露した。
ほかにも2007年ヴィクトリアマイル(Jpn1)優勝馬コイウタの産駒(牡、父ホワイトマズル)、2006年の菊花賞馬ソングオブウインドの半弟(父キングカメハメハ)、2007年JRA年度代表馬アドマイヤムーンの半弟(父キングカメハメハ)、2010年オークス馬サンテミリオンの半弟(父ハーツクライ)、2009年JRA最優秀短距離馬ローレルゲレイロの半妹(父アドマイヤムーン)、2008年JRA最優秀短距離馬スリープレスナイトの全弟(父クロフネ)、今年の桜花賞(G1)2着馬ヴィルシーナの半弟(父アグネスタキオン)といった重賞勝ち馬の産駒や兄弟も受検。良血馬が次々と検査を終え、取材陣の撮影に応じた。
第1回北海道地区の平成24年度産地馬体検査の最終日となる13日は約170頭が受検予定。社台グループはすべて牝馬が来場する。