馬産地ニュース

サンライズバッカスがスタッドイン

  • 2011年12月09日
  • レックススタッドに到着したサンライズバッカス
    レックススタッドに到着したサンライズバッカス
  • 到着後、報道陣に馬体を公開
    到着後、報道陣に馬体を公開
  • 関係者の期待は大きい
    関係者の期待は大きい

 07年のフェブラリーS(G1)勝ち馬サンライズバッカス(牡9歳)が12月7日、新ひだか町のレックススタッドへ移動した。来シーズンからは種牡馬として繋養される。

 同馬は09年に中央登録を抹消。その後地方、大井競馬に移籍して現役続行したものの成績は低迷、10年末をもって現役を引退し、故郷のヤナガワ牧場に戻り余生を送っていた。

 無事種牡馬入りする生産馬を送り届けたヤナガワ牧場スタッフの松田さんは「去年、功労馬としてウチに戻って来た時は種牡馬になれると思ってなかったから嬉しいですね。いい子を出せるように頑張って欲しい」と安堵の表情。

 (株)レックスの海老原雄二さんは「まずはしっかり体調を整えて、良い状態でシーズンを迎えられるように管理していきます。ダート馬にしてはシャープな馬体、サンデーサイレンス系の種牡馬が多くなった現在では新しい血を運んでくれる貴重な存在でもありますし、大物を出せる可能性を秘めた馬。この馬の良さを伝えて行きたいですね」と期待を寄せている。