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トップオブツヨシがアロースタッドを退厩

  • 2011年10月03日
  • 洗い場で別れの時を待つトップオブツヨシ
    洗い場で別れの時を待つトップオブツヨシ
  • アロースタッドを後にするトップオブツヨシ
    アロースタッドを後にするトップオブツヨシ
  • 躊躇することなく馬運車に乗り込んだ
    躊躇することなく馬運車に乗り込んだ

 10月1日、新ひだか町のアロースタッドに繋養されていたトップオブツヨシ(牡8歳)が、新ひだか町の今牧場へ移動した。来シーズンの種付けは休止する予定。

 トップオブツヨシは父タヤスツヨシ、母ラテルネ、母の父トニービンという血統。早来(現安平)町のノーザンファーム生産馬で、2003年のJRHAセレクトセールに上場されると、横瀬兼二氏に1732万5000円で落札された。

 競走成績は40戦5勝。メイショウサムソン、アドマイヤムーン、ソングオブウインドらと同期で、3歳時はダービー(G1)に出走するなどクラシック戦線に名を連ねた。

 父タヤスツヨシは1995年のダービー馬。サンデーサイレンスの後継として種牡馬入りすると、VRCヴィクトリアオークス(G1)を勝ったホローブリット、ダービーグランプリ(G1)に優勝したマンオブパーサーと、日豪でG1ホースを送り出すなど活躍したが、2008年に急死。そのため2010年に種牡馬入りした本馬には、タヤスツヨシの後継として期待されていた。