北海道地区第2回産地馬体検査が行われる
6月21日、浦河町の日高総合育成施設軽種馬育成調教場(BTC)において、JRAの第2回北海道地区の平成23年度産地馬体検査が行われた。
北海道地区の産地馬体検査は4月に続いて今年2回目。初日の検査場となったBTCでは100頭弱の2歳馬が受検した。
JRAではすでに2歳戦が始まったこともあり、第1回では大挙して来場したPOG関連の取材陣はまばら。それでも“POGの神”と称される馬産地ライターの村本浩平氏らは、「頭数も第1回に比べれば多くないので、ゆっくり1頭1頭みることができるし、話を聞くこともできる」と灼熱の太陽の下、汗をかきながら精力的に取材していた。
この日の検査には2歳新種牡馬JRA初勝利を果たしたダイワメジャー産駒や、ローレルゲレイロの全弟(父キングヘイロー)、マイネルセレクトの半弟(父プリサイスエンド)も登場。怪我もなく無事検査を終えた関係者は、ホッとした表情で引き上げていった。
第2回北海道地区の産地馬体検査は22日にも実施。2日めは新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会北海道市場で行われる。