馬産地ニュース

産地馬体検査が行われる~浦河

  • 2011年04月19日
  • BTC診療所で目の検査を受ける2歳馬
    BTC診療所で目の検査を受ける2歳馬
  • 特徴検査はBTC屋内トラック馬場で受けた
    特徴検査はBTC屋内トラック馬場で受けた
  • 各育成場での評判が高いケイムホーム産駒も登場(牡、母ヒラボクキャロル)
    各育成場での評判が高いケイムホーム産駒も登場(牡、母ヒラボクキャロル)
  • ショウリュウムーンの半妹、父が名種牡馬チーフベアハートに変わり、その馬体に注目が集まった
    ショウリュウムーンの半妹、父が名種牡馬チーフベアハートに変わり、その馬体に注目が集まった

 4月19日、浦河町の日高総合育成施設軽種馬育成調教場(BTC)において、第1回北海道地区の平成23年度産地馬体検査が行われた。

 産地馬体検査とはJRA美浦・栗東のトレーニングセンターを経由しないで競走馬登録を行うもの。検査に通れば函館や札幌競馬場に直接入厩が可能となり、早ければ夏の北海道シリーズでデビューを迎える。今年は4月11日に予定していた遠野馬の里、12日に予定していた函館競馬場での検査が取りやめとなったため、この日が今年最初の検査日となった。

 BTCでは美浦・栗東併せて約160頭が受検。マイクロチップ検査、採血、目の検査、特徴検査などが行われ、競走馬としてのスタートラインに立った。検査には今年が2歳新種牡馬となるケイムホーム、アドマイヤムーン、ダイワメジャーなどの産駒も登場。キビキビとした動きに、取材に訪れたPOG関係のマスコミ陣も関心しきりだった。

 第1回北海道地区の産地馬体検査はこの後、20日に新ひだか町のJBBA日本軽種馬協会北海道市場、21、22日は安平町の北海道ホルスタイン協会家畜市場で行われ、4日間で約760頭が受検することになっている。