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パラダイスクリークが死亡

  • 2011年04月05日
  • 在りし日のパラダイスクリーク
    在りし日のパラダイスクリーク
  • 数々の名馬を送り出し種牡馬として名声を高めた
    数々の名馬を送り出し種牡馬として名声を高めた
  • 突然の訃報に関係者は冥福を祈った
    突然の訃報に関係者は冥福を祈った

 日高町の前川義則牧場に繋養されていたパラダイスクリーク(牡22歳)が4月4日に死亡した。

 パラダイスクリークは父アイリッシュリヴァー、母ノースオブイーデン、母の父ノースフィールズという鹿毛の米国産馬。

 競走成績は米日25戦14勝。1992年のハリウッドダービー(G1)でG1初制覇すると、1994年にはアーリントンミリオン(G1)、ワシントンDC国際(G1)、マンハッタンS(G1)など重賞7勝を含め北米で10戦8勝の快進撃。同年途中、西山正行オーナーにトレードされ、距離不適とされたジャパンC(G1)にも出走し、マーベラスクラウンのハナ差2着と好走した。

 1995年から静内町(現新ひだか町)のアロースタッドで種牡馬入り。2005年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制したテイエムプリキュア、2002年の帝王賞(G1)馬カネツフルーヴ、2002年のフローラS(G2)優勝馬ニシノハナグルマ、2000年のローズS(G2)勝ち馬ニホンピロスワンなど数多くの重賞ホースを送り出す万能型サイアーとして名声を高めた。

 高齢のため昨年の種付シーズン終了後の8月に同スタッドを退厩。今年から前川義則牧場に移り種牡馬生活を始めたばかりだった。

※写真は2010年6月に撮影したものです。