ディープスカイの初産駒が生まれる
2008年のダービー馬ディープスカイ(牡6歳、父アグネスタキオン)の初仔が1月14日、日高町のダーレー・ジャパン・ファームで生まれた。
関係者が待ち侘びるなか誕生したのは、北米でステークス入着経験のあるチャリティークエスト(父コロナドズクエスト)を母に持つ牝馬。父ディープスカイと同じ栗毛で四泊流星の特徴も父譲りと評判になっている。
ダーレー・ジャパン(株)のスタリオンオペレーションディレクターのシェーン・ホーラン氏は「正確な肢と非常に体高ある馬体をしており、今後の成長が楽しみです」。順調に育つ愛娘を温かい目で見つめていた。
ディープスカイは父アグネスタキオン、母アビ、母の父チーフズクラウンという血統。競走成績は17戦5勝。初勝利までに6戦を要したが、3歳時にダービー(Jpn1)、NHKマイルC(Jpn1)、神戸新聞杯(Jpn2)、毎日杯(Jpn3)を制し、2008年のJRA最優秀3歳牡馬に選ばれた。
昨シーズンから日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬入り。昨年は116頭の種付頭数を記録した。早世したアグネスタキオンの後継として、次世代を担うトップサイアー候補として、軽種馬関係者から熱い視線が注がれている。