サクラユタカオーが死亡、献花台を設置
1986年の秋の天皇賞(G1)を制したサクラユタカオー(父テスコボーイ)が11月23日朝、老衰のため繋養先だった新ひだか町の乗馬施設「ライディングヒルズ静内」で死亡した。28歳だった。ライディングヒルズでは同馬が過ごした馬房に祭壇を設置。祭壇はファンからのメッセージと花で覆われている。
ライディングヒルズ関係者によるとサクラユタカオーは2009年から左眼の状態が良くなかったが、健康に過ごしていたという。23日朝、馬房に行くとすでに息を引き取っており、「大往生だったと思います」と話していた。
慰霊祭はサクラユタカオーを所有していた新ひだか町と協議して決定。馬像を作る計画も上がっているという。
ライディングヒルズ静内のコメント
「サクラユタカオー ありがとう 平成22年11月23日午前 サクラユタカオーは28歳の生涯を終え老衰により永眠いたしました。ここに謹んでお知らせいたします。ユタカオーよ 競走馬として、また、種牡馬として多くの競馬ファンの皆さんに夢と希望と感動を与えてくれてありがとう。これからは、ゆっくりとお休みください。」