馬産地ニュース

オグリキャップの故郷レディースツアー2010

  • 2010年09月08日
  • 種牡馬にシャッターを向けるツアー参加者たち
    種牡馬にシャッターを向けるツアー参加者たち

  • ツーショット写真に応じるマヤノトップガン
    ツーショット写真に応じるマヤノトップガン
  • オグリキャップの祭壇前で冥福を祈った
    オグリキャップの祭壇前で冥福を祈った

 新ひだか町三石地区の軽種馬生産牧場後継者らで構成される三石軽種馬振興会みついし軽種馬青年部主催の「オグリキャップの故郷レディースツアー2010」が、9月3日から5日までの日程で開催された。

 同ツアーは今年で15回目。オグリキャップの生まれ育った稲葉牧場や有名種馬場の訪問、乗馬、牧場体験、同青年部との親睦会などがある女性限定のツアーで、過去にはこのツアーがきっかけで生産牧場に嫁いだ参加者もいる。また、普段見ることのできない名馬にも会えることから、何度も参加するリピーターもいるという。

 今年のツアーには16名が参加。新千歳空港から出発した一行が、まず向かった先は安平町の社台スタリオンステーション。雨の中、ディープインパクトやキングカメハメハといった人気種牡馬と対面した。昼食後は新冠町の優駿スタリオンステーションを見学。種牡馬を見た後には生前オグリキャップが過ごした馬房に設けられた祭壇前で手を合わせ、芦毛の怪物の冥福を祈った。

 同青年部がエスコートした2泊3日のツアー。訪問する先々でカメラマン役を買って出るなどし、ツアー客をもてなした。普段は一般見学を行っていない優駿スタリオンステーションでも「このツアーは本当に特別。青年部の方も一生懸命なので長く続けてほしいですね」と応援。繋養種牡馬とのツーショット写真に応じるなどしていた。