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タイムパラドックス社台スタリオンSにスタッドイン

  • 2006年12月04日
  • 社台スタリオンステーションに到着したタイムパラドックス
    社台スタリオンステーションに到着したタイムパラドックス
  • 同

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 2005年度に交流G1レース3勝を記録し、NAR特別表彰を受けたタイムパラドックス(牡8 父ブライアンズタイム 母ジョリーザザ)が3日午前、胆振管内安平町の社台スタリオンステーションに到着しました。来年度の繋養場所は近日中に発表される見込み。
 
 ジャパンCダートの追いきりで右第4中手骨を骨折した心配された同馬だが、さすが輸送慣れしているだけあって初めての環境にも戸惑うことなく落ち着き払った様子で集まった関係者をほっとさせました。
 同スタリオンの徳武英介さんは「中央、地方の交流競走を通して強さを増した馬。そういう意味では時代が求めた1頭かもしれません。個人的には、ずいぶんといろいろなところへ連れていってもらったので思い出深い1頭です」と馬を労った。
 同馬は、2001年3月にデビュー。デビュー3戦目に青葉賞を使った以外は徹底的にダート戦を使われて通算50戦16勝2着7回3着8回(地方競馬18戦6勝2着3回3着4回)。おもな勝鞍には04年の平安S、アンタレスS、ブリーダーズGC、白山大賞典、JCダート、05年の川崎記念、帝王賞、JBCクラシック、06年のJBCクラシックがある。

            胆振案内所取材班