馬産地ニュース

19日、ジャパンC・同ダートへ道営勢が追い切り

  • 2006年11月20日
  • ジンクライシス(鞍乗五十嵐冬樹騎手)
    ジンクライシス(鞍乗五十嵐冬樹騎手)
  • コスモバルク(鞍乗岡島玉一調教師)
    コスモバルク(鞍乗岡島玉一調教師)
 19日、快晴の門別競馬場では25日のジャパンCダート(GI・ダート2100m)に出走するジンクライシス(牡5、北海道・堂山芳則厩舎)と26日のジャパンC(GI・芝2400m)に出走を予定しているコスモバルク(牡5、北海道、田部和則厩舎)の1週前追い切りが行なわれました。

 一昨年の3着馬ジンクライシスは五十嵐冬樹騎手が騎乗して、5ハロンから66秒0~52秒2~38秒5~25秒9~12秒2を馬場の6分どころを一杯に追われてマークしました。調教後、スタンドに姿を見せた五十嵐騎手は「最後まで重心の低い走りで、イメージどおりの調教ができました。能力はあると思うので頑張りたい」と感触を思い出すかのように、満足気に語っていました。

 
 コスモバルクは、岡島玉一調教師が手綱を取って、5Fから69秒0~54秒4~40秒0~27秒2~13秒7を馬場の4分どころを通って、馬なりでマーク。スタンドから見守った田部調教師は「15日にビッグレッドファームで強いところを追っているので、時計的には予定どおり。精神的にも大人になったようで最高のデキで送り出せます」と力強くコメント。追い切りを見守った五十嵐騎手も「包まれなければ恥ずかしい競馬はしない。今までで1番相手は強いですが、堂々と競馬をしたい」と一昨年2着の雪辱を誓っていました。

 追)14日ビッグレッドファームで出走するコスモバルクへのコメントを頂きました。
 岡田美佐子オーナーは「頑張ってくれているので、是非、競馬場へ応援に行きます。」と笑顔で、岡田紘和ラフィアンターフマンクラブ代表は「頭数が少なく、強い馬ばかりですからね。でも調子は良いですよ。」と慎重に、また、海老名マネージャーは「ファンの為にも強豪の一角でも崩せるような、走りを見せてもらいたいですね。」と皆さん清々しい表情で語っていました。
            
            19日 日高案内所取材班