馬産地ニュース

唯一の現役馬セールHRトレーディングS開かれる

  • 2006年10月30日
  • ホッカイドウ競馬門別競馬場で開かれた
「ホッカイドウ競馬トレーディングセール2006」
    ホッカイドウ競馬門別競馬場で開かれた
    「ホッカイドウ競馬トレーディングセール2006」

 道営ホッカイドウ競馬の門別競馬場で27日、今年最後の市場となる「ホッカイドウ競馬トレーディングセール2006」が開催されました。道営競馬で活躍する2歳馬を中心に42頭が上場され、うち20頭を売却。47.62%の売却率で、売上総額は2285万8500円でした。
 存続の危機に危ぶまれていた道営ホッカイドウ競馬の存在意義をアピールするためにスタートした同セールも6年目を迎え、すっかり定着した感があります。この日は天候にも恵まれて、朝から大勢のバイヤーで会場が埋められました。
 最高価格は、上場番号1番の「アリダーチャーム(牝2、道営・林和弘厩舎、父バブルガムフェロー 母アリダーラッシュ その父マークオブディスティンクション)」で、奈良県の栗本博晴氏が315万円で落札しました。同馬は1戦1勝。9月26日に中央認定JRAフレッシュチャレンジ競走に優勝し、まだ底を見せていない魅力が評価されました。
 なお、セール全体の平均価格は114万2925円でした。

         27日取材  日高案内所取材班