馬産地ニュース

こどもの日、ホッカイドウ競馬で馬産地のポニーレース

  • 2006年05月06日
  • 牧場の子供たちの騎乗姿が決まっている
    牧場の子供たちの騎乗姿が決まっている
  • 白熱のゴールシーン
    白熱のゴールシーン
  • 浦河ポニー少年団
    浦河ポニー少年団
 浦河町のポニー少年団が、5月5日に札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬の中で、ポニーによるレースを披露。ゴールデンウィーク中ということもあり、詰めかけた多くの競馬ファンから歓声を浴びていた。
 
「第2回 浦河ジュニア・ジョッキー杯」と名付けられたレースには、距離によるハンデを付けられた10頭のポニーが出走。先程までサラブレッドが走っていたダートコースを、実際の競馬となんら変わらない迫力で、見事なレースを展開した。
 レースは藤川賢斗君(お父さんは浦河谷川牧場に勤務)の騎乗したプリティ(牝、11歳)が中段から抜け出して優勝。2着には珀(セン、6歳)に騎乗した富菜綾乃ちゃん(浦河富菜牧場)が入った。
 優勝した藤川君は「広いコースで競馬が出来て楽しかったです」と笑顔で語り、表彰式では大きなトロフィーも授与されていた。

 ポニー少年団の代表を務める中島雅春さん(浦河中島牧場)は、「みんないいレースをしてくれたと思います」と笑顔で語っていた。
 この日は朝4時に浦河を出たポニー少年団のメンバーだったが誰もが疲れた表情をみせず、むしろ競馬場でレースができることを楽しんでいるような姿が印象的だった。来年もこうした大きな舞台でポニー競馬を見せてもらいたい。

            5月5日取材  日高案内所 取材班