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ハーツクライの初仔誕生

  • 2008年01月25日
  • 母馬とハーツクライの初仔
    母馬とハーツクライの初仔
  • 元気に雪の放牧地を飛び回る様子
    元気に雪の放牧地を飛び回る様子
  • きれいな栗毛が雪景色に映える
    きれいな栗毛が雪景色に映える
 05年の有馬記念でディープインパクトをやぶったハーツクライ(牡7歳、父サンデーサイレンス)の初仔が16日早朝、千歳市の社台ファームで生まれた。
 元気に新雪残る放牧地を跳ねまわっているのは、02年のモーリス・ド・ギース賞優勝馬メイボール(父カドージェネルー)を母にもつ栗毛の牡馬。「やや薄手で頭が小さく、ハーツクライらしい産駒が生まれました」と社台ファームでも胸をなでおろしている。
 ハーツクライは、04年1月に京都競馬場でデビュー。3戦2勝で挑んだ皐月賞は大敗したが、京都新聞杯(G2、芝2000m)快勝をステップにした日本ダービーでキングカメハメハの2着に追い込んで名をあげた。豪快な追い込みを武器に、4歳夏の宝塚記念2着、ジャパンカップはレコードで駆け抜けたアルカセットと同タイムの2着と惜敗を繰り返し、その後、有馬記念では先行策からディープインパクトの追撃を抑えてG1ウイナーの仲間入りを果たした。5歳になってアラブ首長国連邦に遠征しドバイシーマクラシックに優勝。さらに英国のキングジョージⅥ&クインエリザベスDSに挑戦しハリケーンラン、エレクトロキューショニストらを相手にゴール前で一度は先頭にたつ好勝負を繰り広げた。
更なる活躍が期待されたが咽頭部疾患を発症して引退した。通算成績は19戦5勝(重賞3勝)。初年度は500万円の種付料で109頭の繁殖牝馬に配合を行った。

                  日高案内所取材班