馬産地ニュース

入厩を前にJRA産地馬体検査が行なわれる

  • 2006年06月28日
  • 特徴確認をするJRAのスタッフ
    特徴確認をするJRAのスタッフ
27・28日に、美浦、栗東に入厩する2歳馬の産地馬体検査が行なわれ、静内の北海道市場には、両日で400頭の馬が集まりました。

この検査では、入厩する馬の登録のための特徴を確認するもので、毛色(栗毛、鹿毛など)や白徴(頭部は星、流星、鼻梁白など、肢部は小白、長白など)、旋毛(ツムジ)の場所などで、夫々の馬の確認がされ、同時に血液と眼球の検査も行なわれる。
各育成場で調教されてきたこの馬たちは、2週間の検査終了後に栗東、美浦など(産地検査を受けた馬は直接に函館や札幌などに入厩可能)に入厩して、これからのデビューに向けての最終調教となる。
 
今回、検査に来た馬の中には、ファーストクロップサイヤーとなるジャングルポケット、マンハッタンカフェ、タニノギムレット、ナリタトップロードの産駒などもおり、また、GⅠ繁殖牝馬ファイトガリバー(桜花賞)の産駒トップエクセレント(父アグネスタキオン 天羽牧場産)の姿も見えて、今後の動向が楽しみだ。

最近は、気の早いPOG(ペーパーオーナーゲーム)に参加するファンなども見学に来られますが、検査の邪魔にならないように充分な配慮をお願いいたします。

              27日取材 日高案内所