馬産地ニュース

社台SSで種牡馬展示会が開催される

  • 2010年02月16日
  • 今年、産駒がデビューを迎えるディープインパクト
    今年、産駒がデビューを迎えるディープインパクト
  • 昨年、8歳にして秋のG1を連勝したカンパニー
    昨年、8歳にして秋のG1を連勝したカンパニー
  • 2007年の皐月賞(Jpn1)を逃げ切ったヴィクトリー
    2007年の皐月賞(Jpn1)を逃げ切ったヴィクトリー
  • 愛馬の応援に駆け付けた近藤英子オーナーと音無秀孝調教師
    愛馬の応援に駆け付けた近藤英子オーナーと音無秀孝調教師
 2月16日、安平町の社台スタリオンステーションにおいて、種牡馬総合展示会「SHADAI STALLION PARADE 2010」が開催された。晴天に恵まれたこの日は、軽種馬生産者や馬主、調教師など、招待された競馬関係者約600名が来場。日本を代表するトップスタリオンの競演に胸を躍らせた。

 今年のパレードの主役は近藤英子オーナー、音無秀孝調教師のタッグでG1を制したカンパニーとヴィクトリー。昨年の天皇賞(秋)(G1)で、8歳馬初のJRA平地G1制覇を果たしたカンパニーが登場すると、音無調教師はマイクを握り「この馬の優秀なところは良い脚を長く使えること。8歳でG1を勝ったが、3歳の時も重賞で好走していることから決して晩成ではない」と挨拶。

 競走成績、血統、性格など、愛馬の長所をスラスラと説明し、来場者にアピールした。その間、カンパニーはギャラリーの熱い視線を楽しむかのようにゆっくりと周回を重ねた。

 新種牡馬2頭の紹介が終わると、今年、産駒が2歳デビューを迎えるディープインパクト、ハーツクライ、リンカーンのフレッシュマンサイアーを展示。その後も人気種牡馬が続々と登場し、最後はすでに種付け申込みが満口となっている、ゼンノロブロイ、スペシャルウィーク、キングカメハメハをお披露目。大トリは2009年チャンピオンサイアーに輝いたマンハッタンカフェが務めた。
取材班