馬産地ニュース

16日ビッグレッドFで種牡馬展示会が開かれる。

  • 2006年02月20日
  • 新種牡馬ロージズインメイ
    新種牡馬ロージズインメイ
  • 新種牡馬マイネルセレクト
    新種牡馬マイネルセレクト
  • 新種牡馬スパイキュール
    新種牡馬スパイキュール
  • アグネスデジタル
    アグネスデジタル
 年々ラインナップに厚みを増すビッグレッドファームの種牡馬展示会は16日、午前10時から同ファームスタリオン厩舎前で行われた。今回の“目玉”は岡田繁幸代表がポスト・サンデーサイレンスにと期待を寄せる新種牡馬ロージズインメイ(00年生、青鹿毛、父デヴィルヒズデュー)。岡田代表は「柔軟で芯のある筋肉の持主です。きっとよい仔を出してくれるはず」と同馬をアピール。昨年のドバイワールドCなど
重賞4勝の強豪を一目見ようと、町内外の関係者約500人が足を運んだ。
 また、この日はJBCスプリントを快勝したマイネルセレクト(99年生、栗毛、父フォーティナイナー)や高松宮記念を快勝したアドマイヤマックス(99年生、鹿毛、父サンデーサイレンス)。あるいはダート競馬で7戦7勝。未完の大器の呼び声高いスパイキュール(00年生、黒鹿毛、父サンデーサイレンス)ら4頭の新種牡馬含む7頭が堂々たる体躯を披露し、生産者の熱い視線を浴びた。

新種牡馬
●ロージズインメイ
 ブリーダーズクラシック2着。そしてドバイワールドC優勝。ポストサンデーサイレンスの呼び声高い米国最強馬は堂々たる体躯を披露しました。すでに貫禄十分です。
●アドマイヤマックス
 新馬、重賞を連勝したエリートは紆余曲折を経てチャンピオンに返り咲きました。
SS産駒のG1ウイナー登場はスタリオンラインナップに厚みを増しています。
●マイネルセレクト
 時代を超えて、華麗なる一族が再び送り出したチャンピオンスプリンター。重心の低い歩様とボリュームのある筋肉に生産者からはため息がもれました。
●スパイキュール
 ダート競馬で7戦7勝。そして、クラスがあがるごとに広がる着差。未完の大器というキャッチフレーズがこれほど似合う馬はいません。限りない可能性を感じさせる1頭です。

繋養馬の中から
・アグネスデジタル
 芝でダートで中央で地方で海外で。偉大なるチャンピオンマイラーは、昨年は日高で1番の種付をこなしたタフネスでもありました。今年も忙しい春になりそうです。
・マイネルラヴ
 G1のタイトルレースでタイキシャトル、シーキングザパールをまとめて差しきった瞬発力を産駒に伝え、一昨年はNARファーストシーズンサイアーに輝いています。

ビッグレッドファーム繋養馬
種付け条件             2月16日現在
●ロージズインメイ(新種牡馬)
   受胎条件400万円
●アグネスデジタル
   受胎条件300万円 (出産条件350万円) 
●マイネルラブ
   受胎条件100万円 (出産条件120万円) 
●アドマイヤマックス(新種牡馬)
   受胎条件100万円 (出産条件150万円)
●ムタファーウエク
   受胎条件 50万円 (出産条件 80万円)
●マイネルセレクト(新種牡馬)
   受胎条件 30万円 (出産条件 50万円)
●スパイキュール
   受胎条件 30万円 (出産条件 50万円)
●バトルライン
   出産条件 10万円 
●マイネルマックス
   出産条件 10万円 

※変更される事もありますので、関係者の方は、金額や条件の詳細等を再度御確認ください。