厳選された上質馬が顔を揃えているＪＢＢＡ日本軽種馬協会静内種馬場の種牡馬展示会が21日、午前10時から同種牡馬で行われました。当日は、穏やかな天気にも恵まれ、内外の一流種牡馬をひとめ見ようという関係者約４００人が集まり、会場は種牡馬登場前から熱気に包まれていました。
　お目当ては今年から供用される新種牡馬２頭。ジャパンカップにも出走したバゴは昨年の凱旋門賞優勝馬。一昨年は欧州の３歳牡馬チャンピオンにも選出された実力馬です。もう１頭のストラヴィンスキーは、すでに外国産競走馬の父として多くの方にもお馴染みの種牡馬です。米国で、ニュージーランドで新種牡馬チャンピオンに輝いた実績は、ここでも揺るぎ無いものといえそうです。
　初年度産駒が好調なボストンハーバーや実績十分のフォーティナイナーなど、次々と登場する豪華ラインナップに生産者の視線は釘付けになっていました。

［新種牡馬］
＊バゴ
　ジャパンカップ以来のお披露目となりましたが、ボリュームアップされた馬体を誇らしげに周回を重ねていました。ＪＣは落鉄で敗れましたが、産駒がその悔しさを晴らします。

＊ストラヴィンスキー
　重心の低い歩様、柔軟な筋肉と優れた骨格は優れたスピード馬であったことを想起させます。実績がなせる業でしょうか、体からは自信がみなぎっているようでした。


日本軽種馬協会（静内種馬場繋養馬）
種付け条件　　　　　　　　　　　　　２月２１日現在
●コロナドズクエスト
　　受胎条件　２８０万円
●ボストンハーバー
　　受胎条件　２５０万円
●ストラヴィンスキー（新種牡馬）
　　受胎条件　２３０万円
●オペラハウス
　　受胎条件　　５０万円
●フォーティナイナー
　　受胎条件　４５０万円
●シルバーチャーム
　　受胎条件　２５０万円
●バゴ（新種牡馬）
　　受胎条件　２３０万円
●カリズマティック
　　受胎条件　１５０万円
●サニングデール
　　受胎条件　　３０万円
●ディシダン（アア）
　　受胎条件　　　５万円
●エトーレ(アア)
　　受胎条件　　　５万円

※変更される事もありますので、関係者の方は金額や条件の詳細などを再度御確認ください。