馬産地コラム

マイネルラヴを訪ねて~新冠 ビッグレッドファーム

  • 種付シーズンで忙しいマイネルラヴ~新冠 ビッグレッドファーム
    種付シーズンで忙しいマイネルラヴ~新冠 ビッグレッドファーム
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 マイネルラヴに会いに新冠町のビックレッドファームを訪ねた。馬産地はまもなく種付けシーズンの最盛期を迎え、本馬が繋養されているビッグレッドファームでも連日、繁殖牝馬を乗せた馬運車が並ぶ。厩舎や放牧地で次の“仕事”を待っている種牡馬を見ると、思わず「毎日お疲れさまです」と声をかけたくなる気分だ。

 マイネルラヴは昨年144頭の種付けをこなした。今年の3歳世代からはダブルウェッジ、ゲットフルマークスといった重賞勝ち馬を輩出。早くも今シーズンは3月末で種付け頭数が50頭に迫る勢いで、今年も100頭超えをマークしそうだ。近年、入れ替わりの激しい種牡馬レースの中、優秀な実績を残している1頭といえるだろう。

 競走馬時代から本馬を知る同牧場の蛯名聡マネージャーにお話を伺った。
 「現役の頃から気が強くて、厩舎の皆さんも苦労したそうです。種牡馬入りしてからも時おり我の強い面を見せますが、だいぶ落ち着いてきました。運動能力が高く、タフなところが持ち味ですね。種付けは多い時に1日4回をこなしますが、それでも元気ですよ。」
と、強い男ぶりは健在のようだ。
同牧場では種付けシーズンが終わると、種牡馬も昼夜放牧を行っている。これには馬の健康維持という狙いがあるという。
「夏場に昼夜放牧を始めると、マイネルラヴが一番駆け回っていますよ。」
と、蛯名マネージャーは教えてくれた。数多くの種付けを元気にこなす背景には、昼夜放牧の効果があるようだ。体調は至って良好だという。
産駒の特徴について伺うと、
「センスの良い馬が多いです。こちらの牧場では競走馬の育成も手掛けていますが、坂路調教を始めると、マイネルラヴ産駒が真っ先に良い動きを見せます。父から受け継いだ強い闘争心と、仕上がりの早さがセールスポイント。2歳戦から活躍馬が出ていますし、短距離戦では実績がありますね。」
と、今後も優秀な短距離ランナーを生みそうだ。

 少しでも多くの繁殖牝馬が集まるようにと、種付け料もリーズナブルな価格に設定し、生産者からの人気も高い。蛯名マネージャーは、
「何とか産駒でGⅠを獲らせたいですね。大きな勲章が欲しいです。後世、血統表に沢山名前が残ってくれれば嬉しいです。」
と、更なる産駒の活躍に願いを託した。GⅠ馬の父となるべく、マイネルラヴが愛を込める日々は続く。

                  日高案内所取材班

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